top of page
  • 執筆者の写真yuj

本当の豊かさとは?


先日、こんな記事を読みました。


 

日本は物質的に豊かで、便利で、サービスもきっちりしていて、

時間にも正確。


なのに、

すべて揃っているはずなのに、


なぜだか笑顔が少ない気がする。


 

私は海外へ行くのが好きですが、どちらかと言うと先進国よりも

発展途上国の方が好き。


海外へ行っても一般的な「観光」に興味はなくその地域の人たちが行く

マーケットに行ったり、民泊を選んでその地域の人たちとの交流を通じて、

その地域の生活を肌で感じます。



周りからはいつも疑問に思われてきました。

物質的に豊かで環境も整っている国から、

道路も舗装されておらず、環境的にも過酷で不便な国へわざわざ行く、

という行為に。



そこで今回は、最近、足繁く通っているインドの魅力から気付いた

「本当の豊かさ」を私の視点で書きたいと思います。




インドに目覚めた(?)のは、今から10年くらい前。

ヨガスタジオに通い始め、

アーユルヴェーダ に興味を持ち始め、

ある日、クローゼットの中の洋服たちがほぼ「made in INDIA」だという

事実を確認した時、インドに呼ばれていると感じたのがきっかけ。


なので旅の目的は、ヨガやアーユルヴェーダや手しごと、だった訳ですが、

何よりも魅力的に私の目に映ったのは、子ども達の笑顔。



初めて滞在した村の子ども達


それが、


大きな街よりも

物質的にも揃っておらず、

環境的にも整っていない、

不便な村へ行けば行くほど

子ども達の笑顔はもっとキラキラと透き通っていきます。




という事は、


物質的な豊かさや便利さがあれば、幸せ



という訳ではないようです。




昨年は娘を連れて3回、インドへ行きました。


最初こそ、

臭い、

汚い、

うるさい、

と不便さや環境的過酷さに文句を言っていましたが、

今ではすっかりインド好きになり、早く行きたいと言います。



どうして?

何が好きなの?



と聞くと、


「賑やかなのが好きなんだよね〜」


と。



娘を見ていると、日本にいる時よりインドにいる時の方が

のびのびしているようにも感じます。



道端で大きな声を出しても、

お店の商品の上で転げ回っても、

はしゃいで体がぶつかっても、


インドで嫌な顔をされた事は一度もないです。




日本ではそうはいきません。


私の行きたい場所へ娘を連れて行く場合、

その場所に迷惑をかけないか、まず考えます。


5歳の子どもなので、

はしゃいで周りのものにぶつかったりしても大丈夫か、

他のお客さんに迷惑がかからないか。


そう考えると、行ける場所は限られてきます。

もしくは、行っても目的を果たしたらすぐに去る。



インドでも都会にいる時より田舎にいる時の方が私の心は緩みます。

飼っている犬のリードを緩めるように、インドの村々に行くと持っていた

リードは完全に手放す。




じゃあ、何が違うのか?

どうしてインドの村々に行くと心は緩むのか?



ちょっと長くなりそうなので、つづきはまた次回にしますね。



0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page