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  • 執筆者の写真yuj

手しごとの先に観ているもの

更新日:2020年3月11日


前回の続きです。


私ね、出かける時にカバンに編み物を忍ばせてることがあります。

電車に乗ってる時間とかちょっとした待ち時間に編むんです。

編み始めると中毒のように止まらない時があって。



編み物をしていると、たまにおばあちゃんが話しかけてきてくれます。


「今どきめずらしいねぇ。何をつくってるの〜?」


なんて。


そこから世間話が始まります。

編み物を教えてもらうことも。

お別れする時にはおばあちゃんの知恵袋を分けてもらえたような、

少したくましくなったような気になります。



昔は欲しいものを自分でつくるって当たり前だったんですよね。

壊れたら直す。

そんな先人の知恵が手しごとには詰まっています。


知恵:

物事の道理を判断し処理していく心の働き。

物事の道筋を立て、計画し、正しく処理していく能力。

(出典:デジタル大辞泉)



何かをつくるのって想像力を伴います。


ここをこうすればこうなるかな?

あー、これをもっとこんな風にすればこうなったのに。


そうやって構造を理解して実践して自分の知恵になる。

少したくましくなる。



「知恵を探せ、知識ではない。

知識は過去だ。

知恵は未来だ。」

〜ネイティブ・アメリカン/ラムビー族の言葉〜 




今はとっても便利な時代。

それも現代の恩恵としてありがたく使えばいい。

何を選ぶかは私たちの自由。

でもサスティナブルなモノを選ぶ、買うという選択肢があるといいな、

と思います。



「yuj」ではそんな後世につなげていきたい文化のひとつとして、

インドの手しごとを紹介しつつ、今の時代に合うような新たな文化を

紡いでゆけたら、という想いがあります。


具体的なことは、また追々ということで。

ひとまず想いを綴ってみました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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