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  • 執筆者の写真yuj

年神様



明けましておめでとうございます。



新しい年、自然と気持ちが引き締まりますね。

ところでお正月の意味って、知ってますか?


「日本の暦」によると、

 

お正月は神様を迎える日。


もともと農耕民であった日本人は、その年の豊作を願って、

神様にお祈りを捧げていたといいます。

自然の恵みに感謝し、すべてのものに神様が宿ると信じていた

日本人。

亡くなった祖先の魂が田んぼや山の神様になり、子孫の繁栄を

見守ってくれていると考えていたのだそう。


そして、その神様を「年神様」、「正月様」、「歳徳神」と

呼んでいました。


お正月になると、実りとともに家々に1年の幸せをもたらすため、

高い山から降りてきてくれると信じていたのです。

そこで、たくさんの幸せを授かるために、年神様をお迎えして

おもてなしするさまざまな風習やお祝い、行事が生まれたのです。


 

年神様を気持ちよくお迎えするための、大掃除。


年神様が迷わないように目印としてもらう、しめ縄飾り。


年神様が宿り、居場所としてもらう、鏡餅。


おせち料理は年神様へのお供え。

かまどの神様にお休みしていただくための作りおきです。





お正月に目にする様々なものにもちゃんと意味があるんですね。


何気なく行っている事も意味を知ると、心が豊かになるようで、

私は日本のみならず、文化に触れるのが好きです。



目にみえない年神様を感じてきた日本文化。

ステキです。


というワケで年末は、大掃除、しめ縄飾り作り、鏡餅作りを娘と共に。




4歳になる娘。

語彙も増え、何でも


「なんで〇〇は〇〇なの?」


と聞いてくるお年ごろ。



「なんでこの葉っぱなの?」

「なんでお餅はこの形?」

「なんで玄関に飾るの?」

「年神様はどこから来るの?」


うろ覚えだった事柄も、ちゃんと調べて答えるうちに私の学びに。

脳みその普段使ってない部分を存分に使いましたっっ!




「年神様、来てくれるかな〜?」


と、サンタさんを感じる感覚で、年神様を感じながらの作業に。







幼い頃は嫌いだったお正月。

今では好きな行事の一つです。

歳のせいかな?




さて、2019年。


二極化が益々、進む年なのだとか。

生きている意味を知り、生きやすくなる人と、

逆に、生き辛く感じる人との。


ぜひとも生きやすくありたいですね。

それには願うだけでなく「行動」!



私も、今年は軽やかに目にみえる行動を起こしていきますよ〜!


今年もどうぞよろしくお願いします。








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