さて、旅が始まりました。
(コチラの続きです)
まずは、ペンシルヴァニア州の小さな街、スクラントンへ。
学生生活を送った懐かしの地。
ここで中古車を購入することに。
これから旅を共にする車を。
何を隠そう、私は車がダイスキ♡
乗るのも、運転するのも。
行きたいところへ連れて行ってくれる車は、大切な相棒。
かつての愛車たちは皆、名前を付け、会話しながらの運転。
生きてるモノとして扱ってきました。
決して車には詳しくないですが、心は通わせてたんです。
免許を取ったのも、この地。
人生で唯一の事故も、免許取得前でした。
免許取得前??
そう、アメリカでは筆記試験をパスしたら、免許取得者を
助手席に乗せて、家庭の車で練習を。
車の購入もこの時点で可能です。
そして乗り慣れた車で実技試験、という流れ。
(あくまで私が滞在していた頃の話です)
私は「フェアレディZ」という友人のスポーツカーで運転練習を開始。
体がシートに埋もれて「運転手が見えない!」と何度からかわれたことか・・・。
そして、少し慣れた頃、マイカーを購入。
マツダのファミリア♪
3ドア、ハッチバック。
帰り道、嬉しくって、乗り慣れない車を「運転したい!」と言い出した私。
友人も嬉しそうな私に、「ダメ!」とは言えなかったのでしょう。
その頃、ブレーキを緩やかに踏んで自然に停車する練習中でした。
ポンピングブレーキってやつです。
ブレーキの遊びも今まで乗ってた車とは違う。
が、そんな事は知るよしもなく・・・。
もう一歩で目的地。
左折。
前方に停車中の車。
忠実にポンピングブレーキを。
となりで「ブレーキ!!」と友人。
え?踏んでるけど??
ガガガガガーッ・・・
間に合わず、そのまま緩やか〜に、追突!!
いやー、怖かったです。
追突した車に赤ちゃんも乗ってたし。
警察のイケメン兄ちゃん達も大勢、駆けつけました。
幸い、スピードが遅すぎてけが人はなし。
初めてのマイカー。
購入したその日に修理へ。
免許証もないのに。
「何やってんだろ・・・」
もう免許はいらない。
車に乗れなくてもいい。
とーーーっても落ち込みました。
が、友人も責任を感じたんだと思います。
とても熱心に励ましてくれました。
泣く泣く、再びハンドルを握る決意を。
そして、ついに免許取得〜!!
お陰で、今では車ダイスキっ子に♡
と、前置きが長〜くなりました。
そう、学生生活を送った地で車を探した話です。
日本にいれば、中古車購入や修理の際に、ぼったくられる心配は
無用ですよね?
でも、ここは車社会のアメリカ。
車に無知だと、ぼったくられます。
今回は車に無知の女2人旅。
頼りになるのは自分の人をみる目だけ。
「SAM'S AUTO SALES」のSAM、
信用できる人に感じました。
そこで出会った一台!
マツダのファミリア。
4ドア、セダン車。
予算の$2000(20万円くらい)にも収まる。
で、こちらに決定〜〜〜!
SAMはとてもよくしてくれました。
住所がなくて保険に入れず困っていた私たちに、住所を貸してくれ、
メンテナンスグッズもサービスを。
その後、旅の最後で車を売る時にもサポートしてくれることに。
という訳で、車は「SAM」と命名。
単純・・・。
こうしてSAMとのアメリカ横断の旅が始ったのです。
では、続きはまた次回に〜!