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  • 執筆者の写真yuj

本社へ 〜はじまり編②〜


「気持ちは変わりません。」

先日のつづきです)



「アメリカへ行く間、長期休暇をあげるから戻ってこい!」


そう言ってくれました。

とてもありがたいお言葉。


が、戻ってきたところで、同じ状況。

いえ、むしろ仕事がたまって、悪化した状況が待っているのは

安易に想像ができます。



何を言われても決意は変わりません。


Uさんも最後には承諾。



部屋を出て席に戻ると、Uさんから全員宛にメールが。

皆の視線が私に注がれます。




・・・もう後戻りできません!



東京都港区で一人暮らしをしていたので、今後どうするか、

考えると不安が襲ってきました。


でも、とても清々しい気分。



辞めると決まって、引き継ぎを終えるまでの数ヶ月の間に、

マンションはおいたまま、ビザなしで行ける3ヶ月間、

アメリカへ行くことに。



目的は2つ。


①ネイティブ・アメリカンの居留地を訪れる。

②ミネソタ州にある本社の人事担当に会う。



色んな人に計画を話しました。



「この時期はアメリカに帰るから遊びにおいで。」

「お姉ちゃんがいるからここに行くといいよ。」



計画がどんどん、現実味を帯びたものに。




すると、なんと友人のNちゃんも同時期に会社を退職。


「一緒に行きたい!」と、嬉しい言葉!!



ホント?

キャー!

ワクワク、ドキドキ♡

ドキドキ、ワクワク♡



そして、予想以上にいただいた退職金を握りしめ、

いよいよ出発です!!




おおまかなプランはこう。


NYへ飛び、学生生活を過ごしたペンシルバニア州へ移動。

中古車を購入。

南下してノースキャロライナの友人宅へ。

サンクスギビング・ホリデーを過ごす。

ネイティブ・アメリカンの居留地を探しながら西へ。

Nちゃんが行きたがっているLAへ。

ミレニアム・ニューイヤーを祝う。

北上してミネソタ州へ。

本社の人事担当者に会う。

リチャードや友人たちに会う。

車を売って、飛行機でNYへ。

帰国






その日、その時の気分によって決めるお気楽な旅。

気に入った街には長期滞在も。



Nちゃんはギターを片手に担いでやって来ました!



はてさて、どんな旅になったのか?

それは次回から〜。



これは、私の懐かしの旅日記。

楽しんでいただければ幸いです。



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