LAを出発し、いよいよ最終目的地へ。
(コチラの続きです)
SAMを気遣いながら、休憩多めのドライブ。
ネバタ州、ラスベガスを通過。
ユタ州、
コロラド州、
ネブラスカ州、
アイオワ州、
を通過し、
ついに!
ミネソタ州、ミネアポリスに到着〜!!
アメリカでは3箇所に住んだ経験がありますが、
その中でも一番好きな街。
興奮状態。
早速、友人と再会。
雪の彫刻を制作中、とのことでお手伝いを。
寒い!!
この後、氷の彫刻も!
そして、リチャードとの再会。
すでに会社を退職。
学校へ週2回ほど教えに行ったり、
スペイン語を学んだりしているのだとか。
普段はファーマー。
ニワトリ、馬、ヤギ、牛、ブタなどを飼っており、
広大な土地を所有。
セスナ機の免許を持っていて、空を飛ぶことも。
以前、お家にお邪魔した時、
飼ってるニワトリを絞めて、一緒にお料理を。
「命をいただく」
ということを教えてもらいました。
馬に乗せてもらったり、
ヤギの乳を絞ったり、
農作業を手伝ったり。
会社にも毎朝、ヤギのミルクを持ってきてくれました。
私にとって、リチャードは
「社長」
より
「ファーマー」
の方が馴染みのある姿。
「会社を早く辞めたい」ってよく言ってたなー。
退職したリチャードにピッタリのつなぎの作業着姿。
ネクタイ姿より似合っていて、笑顔も◎
見た目はちょっと髭モジャのおじさんになったけど、
中身はちっとも変わってない。
尊敬するリチャードです。
ランチをご馳走になって、色んな話をしました。
時間がいくらあっても足りない。
SAMを売る手配をしてもらい、
人事担当者とのアポも取ってくれました。
そうそう、
本社の人事担当者に会うの、最大の目的だった!
覚えてました?
という訳で、行ってきましたよ。
準備していた履歴書を持って、本社へ。
人事担当者に私の想いを。
でも、
「ワーキングビザの取得は難しい」
との答え。
予想してました。
ダメ元でした。
いいんです。
やるだけやったので、悔いはない。
むしろ、この3ヶ月の旅で得たものは大きい。
先ほどの友人と残された時間を過ごし、いよいよ、最終日。
SAMともお別れの時です。
リチャードが住む街まで、最後のドライブ。
別れを悲しむように雪がシトシト降っていました。
一緒に旅を共にしてくれて、
色んな景色を沢山観せてくれて、
ありがとう。
いい買い手の人に巡り会うんだよ。
リチャードにSAMを引き渡し、タクシーで空港へ。
NYで1日遊び、帰国。
こうして3ヶ月の旅は無事、幕を閉じました。
突如、会社を辞め、思い立って計画した旅。
30歳を目前に、「このままでいいのか?」
という人生の岐路に立った私には、
ニュートラルに戻る、良い経験ができた旅でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます〜!