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  • 執筆者の写真yuj

そして再び 〜本編⑤〜


アルバカーキに別れを告げ、出発の時です。

コチラの続きです)



一路、LAへ。


LAまであと一息、

Barstowという街を通過中でした。





今まで走ってきた田舎道とは違う。

片側5〜6車線はあるハイウェイ。


都会が近づいていることを感じさせます。



すると、


急にSAMの後部からバーン!という音。

スピードがみるみる落ちていきます。


時速20mile(時速30km程)に。




なんだ??

パンクか?!




右も左も走行車が走る中、Nちゃんと悲鳴ともわからぬ声を

かけ合いながら、車線変更。


クラクションを鳴らされながらも、なんとか一番端っこの

車線まで移動。



そこでSAMは動かなくなりました。



冷や汗を拭い、



再び、ヒッチハイクです!




前回とは違い、時刻は真昼間。

車はビュンビュン通過。




「こんなとこで誰か止まってくれるの?」




何台も何十台も通過。




すると、遠〜くでスピードを落として停車してくれたトラックが!!





えぇぇぇー??

でかい!!





俗にいうコンボイっヤツです。(写真、左ね)



路肩を走って近づくと、ガタイの良いお兄ちゃんが。

SAMのところまで来てくれました。



パンクではないけれど、走らない方が良い、と。

近くのEXITまで連れて行ってもらうことに。




初めて乗る巨大トラック。

乗り込むのもやっと。


乗り込むと、後部はベットになっていて、相方が休憩中。



長距離トラックの運ちゃん。

2人は名コンビのようで。


いつも仕事はこのコンビで受けるのだとか。

仲良しなのが伺えます。



多分、同世代か年下。

シャイなお兄ちゃんたち。

一方的に私たちがおしゃべり。

勝手に盛り上がり。



あっという間にEXITを出て公衆電話に到着。



状況的には悲しいはずなのに、

なんだかテンション、上がってるぅ!!



トラックからの眺めが爽快で気持ちいい。

しかも、お兄ちゃんたちがいい人たちで、


居心地がいい〜!


とっても楽しいひととき。



お兄ちゃんがAAA(日本のJAFに相当する組織です)に

電話をしてくれ、事情を説明。


AAAの人が来て、SAMを牽引してくれるまで待っててくれました。


名残惜しいけど、お兄ちゃんたちに別れを告げ、

これからも事故がないことを祈ります。




SAMは再び入院。


私たちは予想外の街で一晩過ごすことに。



トラブルだけど、ステキな出会いに恵まれました。



翌日、SAMは退院。

その足でLAへ。


数日間、観光を楽しみ旅も残すところあと半月です。




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